熊本地震をはじめ、大阪でも地震がありました。
もともと日本は地震の多い国なので、なにかしら対策が必要です。
ここでいう対策は、地震後に生きるための物を確保しておくという意味です。
阪神・淡路大震災で被災された方の話を聞くと「水」と意外な答えが返ってきました。
被災時に「水」が必要な理由と、実際問題どういった行動をとればいいのか、実例とともに紹介します。
ウ○コが流れない!生きるためには水が必要不可欠
地震時にはウ○コが流れません
なぜかって?
地震が起きるとライフラインと呼ばれる、ガス・電気・水道が止まるからです。ライフラインが止まると次のような問題が起きます。
ガスが止まると、
料理ができない、お湯が出ない、でも地震後という緊急時を考えると大きな問題ではありません。
では、電気が止まると?
明かりが無い、冷蔵庫やエアコンが止まる。携帯(スマホ)の充電ができない。
携帯の充電が無くなって連絡がつかないのは問題かもしれませんが、生きていれば問題にはなりません。
では、水道が止まると?
飲み水が無い、トイレが流せない。
※地域によっては水道水が飲みにくいほど塩素が入っていたりします
飲み水・トイレの問題ってものすごく大きいんです。
飲み水は、地震後の3日後ぐらいに給水車だったり、ペットボトルに入ったものが配られるのがほとんど。トイレの流し水も、3日後だったら運ばれてくる水を使えばいいです。でも、その3日間はウ○コが流れないんです!
ウ○コが流れないと、「異臭」が発生したり、「感染症」にかかって体調を悪くする人もいます。特に水が無い期間なので、脱水症状になって感染症にかかりやすい状態なんです。場合によっては、亡くなるケースもあります。
地震後、水が配られる3日間が勝負!
- 断水によりウ○コが流れない
- トイレの流し水を確保する
- 感染症によって死亡する例もあるので要注意
地震前に水を確保しておく方法
地震前に水を確保しておくおすすめの方法を紹介します。
- 水の入ったペットボトルを常備しておく
- ウォーターサーバーを設置しておく
水の入ったペットボトルを常備しておく
ミネラルウォーター系のペットボトルを開封せずに常備しておきましょう。お金もそれほどかからず、一番手っ取り早い方法です。
ただ、場所や数が問題になるかもしれません。同居の方がいれば相談の上、購入したほうがよさそうです。
ウォーターサーバーを設置しておく
東日本大震災のあとから話題になったのではないでしょうか。現在、ボクの家には2台のウォーターサーバーがあります。
ウォーターサーバーを設置しておくと、普段から冷たい水やお湯が飲めます。また、契約内容によりますが、1カ月に1回水を宅配してくれるのです!
これめっちゃ便利で、水を買いにいかなくていいんですよね。
地震時に水を確保する方法
地震時に水を確保するおすすめの方法を紹介します。
- お風呂をためる!
- 水を持ち出す!
地震があったと思ったらお風呂をためる!
もし、地震が起きたと感じたならばお風呂をためましょう。
お風呂って意外と大きくて160~180リットルぐらい貯まります。2リットルのペットボトルでいうと、80~90本分。
お風呂をためることがおすすめな理由は、ボタン1プッシュで終わるからです。容器に水をためるのもいいですが、何回も作業をしなければいけませんよね。
地震時ってことを考えると緊急性をようしているので、なるべく作業時間が無いほうがいいです。
実際、被災された方から聞いたおすすめの方法ですので覚えておきましょう。
ウォーターサーバーの水を持ち出す
もう一つは、容器に水を保存するパターンです。
ウォーターサーバーの水を外に持ち出せればいいですが、水って意外と重い。10リットルあると10kgです。緊急時にこんな重いものは持っていけません。
日頃から別容器に移しておくと思わぬところで役立ちます。
ボクの家では、お茶を毎日沸かして飲んでいますが、夜になると余るのでペットボトルに入れて冷蔵庫で保存です。
ウォーターサーバーもあるので、2重の策です!
地震はいつ起こるかわからないので、常日頃からできることをしておきましょう。