登録販売者って知っていますか?
体調が悪くてドラッグストアにいくと、症状などから薬を選んでくれますよね。
そう、あの人のこと!笑
ボクがアルバイトをしていたときに1年間一緒に働きましたが、めちゃくちゃ頼りになります。
なんてったって、登録販売者は薬の大半を扱えるので!
ということで、今回は登録販売者ことを、ドラッグストアで一緒に働いた体験談もまじえてご紹介します!
登録販売者ってなに?
登録販売者は、薬剤師と同じような資格で薬を扱えるようになる資格です。
ドラッグストアで薬のことを聞くと答えてくれる人のことですね。資格を持っていないと薬について説明できません。
薬は、第一類、第二類、第三類医薬品と、3種類に分かれていて薬剤師はすべて扱えます。登録販売者は、第二類と第三類を扱うことができます。
ここで思うのが、「すべて扱える薬剤師がいいじゃん」でしょう。
ボクもそう思っていました。
しかし、薬の90%が第二類、第三類で占められており、登録販売者の資格を持っているだけでほとんどの薬を扱えるようになります。
それに、登録販売者の資格があると給料(or時給)がアップしたりしますよ!
登録販売者と一緒に働いた体験談
ボクは1年間ドラッグストアでアルバイトをしていたことがあるので、そのときの話を少し。
バイト先には、薬剤師が1名、登録販売者が4名いました。薬剤師は女性で、登録販売者は男性だけで女性はいなかったと記憶しています。
ボク自身は大学生でしたし、登録販売者の資格は持っていませんでした。
ただ、お客さんからすれば資格を持っている、持っていないの判断はつきませんし、関係ありません。今自分にあった薬が欲しいのです。
もちろん社員さんからも事前に指示はありました。
「薬のことを聞かれたら◯◯さんを呼んで対応してね」と。
ボクが答えられない以上、指示されたとおりにするしかありません。
ただアルバイトを長く続けていると顔見知りのお客さんも増え、ボクに聞いてくれる方もチラホラいました。
ボクは悔しかった。ボクに聞いてくれる人がいるのに、答えられない。
「登録販売者の資格があれば」って、なんども思いました。
それと同時に、登録販売者の方がすごくカッコよくみえました。
お客さんの求めてるものや、症状ってそれぞれ違うはずなのに的確な薬を答えちゃうんですもん。
こんな体験をしたからこそ、今自分がドラッグストアへ薬を買いに行くと必ず登録販売者の方へ聞きにいきます。それほどまでに登録販売者は頼もしい。
ここからはボクのバイト先に限った話かもしれません。
たまたまバイト先にいる登録販売者が男性だけだったこともあって、女性のお客さんは聞きづらそうに見えました。薬を探してる女性の方は、薬剤師の女性に声をかけていたのを多く見てたからです。
やはり同性には聞きやすいっていうこともあると思うので、うまく人員配置してほしいですね。
登録販売者はこんな人が向いている
実際、登録販売者と一緒に働いてみて、こんな人が向いているんじゃないかなーと思いました。
- 教えることが好きな人
- 接客が好きな人
- 勉強が苦じゃない人
- 薬剤師になりたい人(ステップアップとして)
- 主婦などの隙間時間を活用したい人(時給が高いから)
これはあくまでボクが思ったことなので、登録販売者受験資格とは関係ありません。
登録販売者の資格を知ることって、だいたい社会人になってからじゃないでしょうか。
社会人になってから資格をとろうとすると時間確保や勉強など、なかなか厳しい面があるので上のようなことをあげました。
ただ、良いこともあります。
登録販売者の資格を得るってことは、薬の知識を持っているということ。
これって、自分自身の生活の面で役立つと思いませんか?
例えば、自分が風邪をひいたとき、子どもの具合が悪くなったとき、知識を持っている・持っていないでは対処の差がでます。
資格といったら仕事でしか役に立たないようなイメージですが、登録販売者は仕事にも生活にも役立ちますよ!