鍋敷きってご存知でしょうか?鍋の下に敷くもののことです。おもに木が多い気がします。
今回は、鍋敷きの名も知らなかったボクが簡単に鍋敷きを作る方法をご紹介します。
鍋敷きって毎日使うものだけど、意外と気にいるものがなかったりするので、自分で作ってしまいましょう!
動画で作成過程を公開しています
Contents
今回の方法を真似するとできる鍋敷き
今回のやり方でできる鍋敷きはこちら

左の鍋敷きの作り方を紹介しますが、右の鍋敷きもできるようになっているのでぜひやってみてください!
簡単に鍋敷きを作る方法:準備物
今回紹介する方法で必要なものはこちら
- 木材(好みの大きさより横幅が少し大きい)
- ボンド
- ノコギリ(丸ノコでもOK)
- ヤスリ(電動サンダーOK)
あれば便利・効率的に作業が進むもの
- 丸ノコ
- サンダー
- ドリル(穴あけ用)
- ジグソー
- トリマー
簡単に鍋敷きを作る方法STEP1:木材を接着する

大きさによりますが、たいたい鍋敷きは15cm x 15cmぐらいです。1枚の木材では足りない場合があるのでボンドで接着します。
ボンドで接着する場合は、接着時にズレてくっつくので、あとで切ります。少し大きな木材で接着をすると希望のサイズにすることができます。
接着後はクランプで挟んで乾燥させたほうがいいので、クランプ・ハタガネがあると便利です。無い場合は、少しの間手で押さえておく必要があります。

クランプなどで抑えると、ボンドが漏れてくる場合があるので漏れてきたらティッシュや濡れた布で拭き取ります。
乾燥させる時間は1時間ぐらいあれば十分です。ちなみにボクは丸一日24時間乾燥させました。
木材の間にくっつけるためのダボなども入れていないので、強度的には弱いはずなのでここはしっかりしておきたいところ。
簡単に鍋敷きを作る方法STEP2:穴をあける

販売されている鍋敷きは穴があいている場合が多いです。
今回は20mmのドリルで4箇所あけました。
ドリルだとあけるだけなので、難しい技術は不要です。
穴をあけたい位置に印を書いて、穴をあけるだけ。
大きさはドリルの径によるのでお好みでどうぞ

穴をあけたあと、少しバリが気になったのでトリマーで面をとりました。
ヤスリでも対応できますのでトリマーは無くても大丈夫です。
面をとるとこのようになります。

簡単に鍋敷きを作る方法STEP3:角を丸くする

角をまるくするために円形のもので印をつけます。
このあと印にそってジグソーで切り落とします。
ジグソーがない場合は、ノコギリで直線上に切断するか、小分けにして切断すると同じようなことができます。

印にそってジグソーで角を落とします。
ジグソーのおしり部分を動かすイメージでやるのがポイントです。
簡単に鍋敷きを作る方法STEP4:全体をやすりがけする

すべての作業が終わったらやすりがけをします。サンダーがあるとかなり早く終わります。
角については意外と落とさないといけないので、#120からやすりをかけていくといいです。
表面も木材のズレがあれば#120で削れます。ベルトサンダーなんかがあると楽に削れるんですけどね。
仕上げは#240以上でやりましょう。あとはお好みのツルツルさで!
やすりのペーパーは、ポリネットシートがおすすめです。
削った木屑は穴からでていき、なかなか破れません。
簡単に鍋敷きを作る方法STEP5:仕上げにワトコオイル ナチュラルを塗布

ボクは仕上げにワトコオイルのナチュラルを塗りました。
木目などを残したかったのでボクはナチュラルを選択しましたが、お好みで大丈夫です。

ワトコオイルをスポンジで塗ってみましがた良い感じに塗れました。
スポンジに多少は吸われてしまいますが、使い捨てなので100円で5つほど入っているスポンジが費用対効果抜群です。
ワトコオイルの正しい塗り方
- 1回目のワトコオイルを塗る
- 30分〜1時間程度乾かす
- 2回目のワトコオイルを塗る(1回目より少量でOK)
- 2回目のオイル塗布後すぐに耐水ペーパーでやすりがけをする
#320〜#400で行う - ウエスでオイルを拭き取る
- 24時間程度乾燥させる
動画内では2回目の塗布前にやすりがけを行なっていますが、正しい塗り方を行いましょう。
簡単に鍋敷きを作る方法STEP6:完成!

これにて完成になります!
今回は杉の貫で作りましたが、赤みの部分がいい感じに仕上がりました。
ワトコオイルと杉の相性がいいのかもしれません。
白い部分はあまりいい感じは受けませんでした。
杉の赤みはもともと油分が多いので塗る必要は無いかと思っていたんですが、鍋敷きとして使ってみると意外と水が吸い込んで不安だったので塗りました。
いまや我が家の鍋敷きとして大活躍中です!
動画でも作成過程を公開しています